先日高校の同窓会があった。82歳になった同窓生が50名近く集まった、東京から来てくれた人もいた。高齢なったので昼間の同窓会になっている。500名の同窓生のうち100名くらいは亡くなっているというという。鹿児島在住の同窓生で合唱団を作り楽しんでいるという。童謡やら歌を披露してくれた楽しそうであった。
「昔の小学校では通信簿があった。上の方に国語、算数、理科、社会、下の方に図工、音楽、体育とある。私の家では上の方は重視していたが下には冷たい。なまじ図工で優を取り「画家になりたいなどと言われたら厄介だ。しかし老後は下の方こそいとおしい。絵が描ける、ピアノが弾ける、散策に近くの山へ行く、みんなすばらしい。私はどれも駄目だ」。(90歳、男のひとり暮らし 阿刀田高 新潮選書) 老後を豊かに暮らすにはその通りだね、共感・共感!!
イランを支配したハメネイ師は経済困難で苦悩する国民のデモに弾圧を行い数千人の死者を出した。こんな政権が容認される訳にはいかない。だからと言ってトランプの一方的な爆撃が容認される訳でもない。5日に米ウォールストリート・ジャーナル紙などが報じたところによると、UAEドバイの実業家ハラフ・アフマド・アル・ハブトゥール氏は同日、X(旧ツイッター)にアラビア語で長文の書き込みを行い、米国のイラン攻撃が中東全体を危機に陥れたと批判した。
フォーブス誌によると、アル・ハブトゥール氏は純資産23億ドル(現在のレートで約3600億円)を有し、世界の富豪ランキング335位に挙げられる人物だ。 アル・ハブトゥール氏は、トランプ大統領に向けて「誰があなたに、われわれの地域をイランとの戦争に引き入れる権限を与えたのか。どういう根拠でこんな危険な決定を下したのか」「引き金を引く前に付随的被害を考慮したのか。今回の事態で真っ先に苦しむのはまさにこの地域の国々だということを考えてみたのか」と書き込んだ。更に「真のリーダーシップは戦争の決定で測られるものではなく、知恵、他人に対する尊重、そして平和達成のための努力で測られる」とし「われわれには明確な責任究明を求める権利がある」と主張した。正論だね。
イラン南部の女子小学校が2月28日に爆撃を受けて児童ら少なくとも175人が死亡したという。米紙ニューヨーク・タイムズは6日、攻撃を実施したのは米軍だった可能性が高いと報じた。ところが米国のトランプ大統領は「175人の死者を出したイラン南部ミナブの女子小学校への空爆はイランの仕業だ」と主張した。事故直後に明らかになった数々の状況が米軍の誤爆を強く示唆する中交戦相手国であるイランを加害者だと主張したのだ。法を無視したトランプのやりたい放題をアメリカ国民もなすすべもなく見つめている。それで良いのかアメリカの良心はどこに行ったのか。信頼を失った国はそれを取り戻すには数倍の努力が必要になるだろう。
2013年に発表された調査結果によると、過去100年間にアメリカが行った政権交代作戰の11%ほどしか、民主体制の確立につながらなかったという。これは、10回に一回をかろうじて上回るに過ぎない。介入する民主体制の確立を最優先事項に掲げることが多いにもかかわらず実情はたいていそれとは違う (独裁者の倒し方 マーセルディルサス著 東洋経済新報社)
令和8年3月13日
国立病院機構指宿医療センター 総合内科
中 村 一 彦






