概要
理念
安心・信頼・自律
私たちは、患者さまとご家族の視点に立ち、個々を尊重し、生活に視点をおいた安心・安全な看護を目指します。
また、医療、社会の変化に応じた看護を提供するために、自己研鑽に努め、自律した看護を目指します。
看護部運営方針
- 「看護者の倫理綱領」を行動の規範とし、高い倫理観に基づいた質の高い看護を提供します。
- 国立病院機構能力開発プログラム(ver.2)に添って院内教育を実施し、看護実践能力向上に努めます。
- 地域医療機関・介護施設等との連携に努めるとともに、看護活動を通じて地域に貢献します。
- 経営方針を理解し、組織の一員として病院経営に参画します。
- 多職種チームにおける看護の役割を認識し、責任を果たします。
看護体制等
看護単位 | 6看護単位(病棟:3、HCU、手術室・中央材料室、外来) |
入院基本料 | 一般病棟:急性期一般入院料1(10:1) HCU:ハイケアユニット入院医療管理料1(4:1) |
看護方式 | チームナーシング看護体制 |
勤務体制 | 二交替制・三交替制 |
病棟紹介
2階病棟(地域包括ケア病床・感染症病床・内科)
治療後病態が安定した患者さんに対して、在宅や介護施設への復帰に向けた支援を行う地域包括ケア病床があります。リハビリや教育を行い安心して退院できるよう取り組んでいます。病棟にサテライトのリハビリ室を備え、リハビリが行いやすい環境を整えています。また、2類感染症の指定医療機関になっており、新型コロナウイルス感染症はじめさまざまな感染症に対応しています。医師や看護師だけでなく、薬剤師や栄養士、理学療法士などが連携を図り、患者さんの生活の質が高められるよう支援しています。
3階病棟(外科・泌尿器科・眼科・小児科)
周手術期看護や緩和ケア、透析看護、小児看護を実践しています。外科は主に胃・大腸疾患、泌尿器科では前立腺や腎臓・膀胱疾患等、侵襲が少なく安全で早期に回復できる腹腔鏡下手術を積極的に取り入れています。また、眼科では白内障や硝子体手術を行っています。小児科は指宿地区で唯一の小児科入院施設です。幅広い年齢・疾患の患者さんが安心して治療を受けることができるよう、医師をはじめ、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士など多職種で支援しています。
4階病棟(循環器内科・消化器内科・産婦人科)
循環器内科では、心疾患に対する心臓カテーテル検査・治療、ペースメーカー植え込み術を行っています。心不全手帳を使用し患者教育や心臓リハビリテーションを行っています。
消化器内科では内視鏡検査・治療、化学療法を行っています。 医師をはじめ、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士など多職種で、患者さんの支援に努めています。
産婦人科は指宿地区で分娩できる唯一の施設で、年間約120件の分娩があります。不安なく出産に臨めるよう、助産師外来や母親学級・授乳外来などで一貫した保健指導を行い支援しています。
ハイケアユニット(high care unit 高度治療室)
指宿地区で唯一、高度治療室を4床有しています。急性心筋梗塞・急性心不全や救急蘇生後などの緊急入院、大手術後の高度急性期医療を必要とする患者さんへの治療、看護を行っています。生命の危機状態にある患者さんとご家族の気持ちに寄り添い、安全・安心で信頼される看護を提供できるよう努めています。
手術室
手術室では年間700件の手術を実施しています。主な手術は外科は胃・腸・胆嚢・虫垂・ヘルニアの鏡視下手術、泌尿器科は前立腺・膀胱の経尿道的手術、産婦人科は帝王切開・子宮・卵巣の開腹又は鏡視下手術、眼科は白内障や硝子体の手術、循環器内科はペースメーカー植え込み術を行っています。
泌尿器科は前立腺・膀胱の経尿道的手術、前立腺・腎臓摘出術などの腹腔鏡下手術、産婦人科は、帝王切開・子宮・卵巣の開腹・腹腔鏡下手術、眼科は白内障や硝子体の手術、循環器内科はペースメーカー埋め込みを行っています。
手術前に、患者さんの病室に手術室看護師が伺い、手術前から手術中、術後のイメージが得られやすいように説明し、安心して手術が受けられるよう支援しています。また、落ち着いた雰囲気で手術に臨めるような手術室の環境づくりに努めています。
外来
外来では、患者さんのニーズに合わせ、各種検査や治療、外来化学療法や日帰り手術など患者さんの気持ちに寄り添いながらケアを行っています。内視鏡室では、胃カメラなどの検査からERCPやESDなどの治療まで年間1400件の検査・治療を行っています。
救急医療では、指宿地域救急車搬送の約40%を当院で受け入れているため、救急外来を中心に看護部全体で連携し安全な体制づくりに努めています。また、ヘリポートが併設されており、指宿地域の救急搬送医療機関としてドクターヘリによる救急医療の一端を担っています。
教育体制
国立病院機構 指宿医療センター 看護部教育理念
教育理念
病院の機能(がん診療・成育医療・救急医療・地域連携)に応じて、良質な看護サービスが提供できるように主体的に学習し、看護実践能力の向上に努める。
教育目的
専門職業人としての自覚をもち、自己のキャリア開発を目指して主体的に学習し、看護活動できる看護師を育成する。
教育目標
- 看護専門職業人として倫理に基づいた看護実践行動ができる
- 病院の機能をふまえ、専門的な知識・技術・態度を習得し、良質な看護が実践できる。
- 科学的根拠に基づいた看護技術を実践し、信頼される看護が提供できる。
- リーダーシップ能力を養い、自己の役割と責任を果たすことができる。
教育体制
専門性を高めるために必要な教育は、国立病院機構の能力開発プログラムである「アクティナースver.2」を基に当院での看護実践強化項目を追加し、質の高い看護を実践・創造できる看護師育成を目指しています。
教育計画図
認定看護師
指宿医療センターには、3分野 計3名の認定看護師が在籍しています。院内における専門的な看護の提供だけでなく、院内外での研修活動や、市民公開講座や地域への出前講座を通じて、地域住民の皆様の健康増進や予防活動、地域の医療従事者のスキルアップに努めるなど幅広く活躍しています。
感染管理認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師
認知症看護認定看護師
採用情報
当院は、地域医療支援病院として、住民の健康を支えることを使命と考え、信頼される病院を目指しています。 すばらしい景観の中でリフレッシュしながら、看護師として継続的なキャリアアップができる指宿医療センターで、あなたの看護を実践してみませんか? やる気にみちあふれる方をお待ちしています。
後輩へのメッセージ
2年目看護師
看護師1年目は初めて社会人になることや命を預かる責任から不安が大きかったですが、先輩方からのサポートをたくさん受け、相談しやすい環境で働けていると感じています。患者さんとの関わりを通して、患者さんの笑顔や元気に退院される姿がやりがいとなっています。病気を抱えることの不安や辛さを理解し、今後も「心に寄り添う」看護実践を意識して行いたいです。
2年目助産師
自分が生まれた病院で助産師として働いています。私が所属する病棟は産婦人科と内科の混合病棟で、生命の誕生から終末期の看護まで幅広く学ぶことができます。その分勉強しなければならないことはたくさんありますが、日々やりがいを感じています。
病棟勤務看護師
現在2才半の子供を育てながら夜勤も含めてフルで働いています。育児休業が明けて、子育てしながらの勤務は初めは不安でしたが、相談しやすい環境のため必要なときは休みを取得でき、家族の協力はもちろんですが病棟のスタッフにも協力してもらいながら働くことができています。
病棟副看護師長(男性)
循環器循環器内科、消化器内科、産婦人科の混合病棟で副看護師長をしています。病院理念にもあるように地域住民に信頼される良質な医療が提供できるよう日々努めています。若い看護師からベテラン看護師まで皆が一つのチームとなって、働きやすい、働き続けられるような職場作りを目指しています。
病院見学会のお申し込み
見学のご希望は随時お受けします。お気軽にお申し込み、お問い合わせください。
お問い合わせ・お申し込み TEL:0993-22-2231
受付時間/月~金 8:00~17:15 担当:副看護部長
最新募集情報
以下は、現在募集中の採用情報です。
(募集が確実に終了した記事は除外しています。既に募集が終了している場合でも、以下に表示されている場合がありますのでご了承ください。)
看護師の採用に関しましては、病院管轄ではなく、国立病院機構九州グループ管轄となりますので、
履歴書等送付先
〒891-0498 鹿児島県指宿市十二町4145 独立行政法人国立病院機構 指宿医療センター 庶務班長 宛
TEL:0993-22-2231 内線230
不明な点は国立病院機構 指宿医療センター 庶務班長(上記の連絡先)までお問い合わせください。