ホーム » 指宿 菜の花 通信(No294) 田舎医者の流儀(269)・・・ロシア ウクライナ侵攻4年経過

指宿 菜の花 通信(No294) 田舎医者の流儀(269)・・・ロシア ウクライナ侵攻4年経過

 昨年11月頃から収穫をはじめたシイタケが今もまだ取れる、今までより長い期間取れている。今年は寒いので収穫の期間が長いのかな、焼いて食べると美味しいよ。年末に植えたブロッコリーも収穫出来ている、市場で買うものより甘みがあって、柔らくておいしい。今年は3本しか植えなかったが来年はもっと植えたくなった。

 今年の冬は寒かったね、安普請の農園の小屋は朝行くと部屋の温度が氷点下になっていることもたびたびであった。2月8日は大雪になった、農園は一面雪に覆われた。全部溶けるのに4日もかかった。温暖化の影響か気候変動が大きくなってきている。

 2月20日金曜日指宿に行く日であるがJRが線路補修のためお昼の時間帯運休になった。帰りのたま手箱も運休だという。大都会のJRであれば夜中に補修をして昼間運休することは考えられいと思うが、田舎の指宿・枕崎線では平気でこんなことをする。JRの体質に不信感を持つね。そうはいっても帰らなくてはいけないので久しぶりにトッピーに乗って帰ろうと思った。夕方指宿港から鹿児島行の便があるので乗ることにした。料金が3600円で以前の料金2500円から大幅に値上がりしていた。夕日が薩摩半島の山々に沈むのを見ながら40分位の運航を楽しんだ。しかし、4月から指宿から鹿児島へのトッピーは廃止になるという。乗客が少ないらしい。

 ロシアのウクライナ侵攻が始まって4年を経過した。相変わらずロシアの発電施設などへの攻撃が続き、電気など暖房施設は全く使えない状況が続き、ウクライナ国民は極寒の中で苦しい生活を強いられている。現地からの報道を見ると心が痛む。かつてソ連のスターリン政権はウクライナで集団農場の導入、富農撲滅運動、穀物の強制徴発を強行、人為的な大飢饉を起し330万人以上を餓死させた。ホロドモールと呼ばれる歴史的な大惨事である。こんな蛮行を繰り返してウクライナ国民や世界の心ある人々の支持得ることは出来まい。

 ロシアは戦争を遂行するため、囚人を牢から出し兵士として前線に送った。兵役を終えると彼らはロシアに戻った。当然、また罪を犯す者が出てくる。犯罪が増えているという報道が多い。戦争に行くということは人殺しを良しとすることだ。そんなことを経験した者が社会に帰ってきた場合犯罪が増えるのは当然だ。

 ロシアは文学、音楽、バレーなど豊かな文化を持つ国だ、その本来の良さでこの国が輝いて欲しいと思う。

令和8年3月6日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦