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指宿 菜の花 通信(No292) 田舎医者の流儀(267)・・・2026年が始った

 正月も明け、早くも10日近く過ぎようとしている。「日々の過ぎるのが早い」いつも同じことを言ってごめんなさい。年末からの食べ物の話をしよう、31日大みそかは頼んでおいた年越しそばを持って帰り、湯搔いて晩飯を兼ねて食べた。いつもお店で食べるものに比べて腰がないように感じた。湯搔き方に問題があるのかな、それでも「おいしいおいしい」と二人で戴いた。そのあとはNHKの紅白歌合戦をボーと眺めていた。最近の若い歌手はほとんど知らない。あいみょんとかいう歌手が「夕方に語りかける鳥のように ただささやくくらいでいいいから 心を読み聞かせてほしい」と歌うのに共感した。

 正月は家人の作ったお雑煮とこれも頼んであったおせち料理を並べて戴いた。かねて糖尿病がある私は餅を食べるのは避けている、お雑煮の少しの餅が美味しかった。お雑煮とおせちを食べると正月を感じる。食べ終わって照国神社まで歩いてお参りに行った、参道は多くの人出でなかなか前に進まない。帰りは健康祈願のお守りを買ってバッグに括り付けた、今年1年健康を守ってもらえるかな。家人は城山のすそ野を歩いて新上橋の方に歩いて帰るという。私は小山田の農園に行くためいつものバスに乗った。7日、家人が七草がゆを作るという、スーパーにひとまとめにした材料が売っているのだそうだ。これで正月休みに区切りをつけて、通常に戻るか。

 年賀状をいっぱい頂いた。医学生のころ解剖学を教えて頂いたN先生から今年も年賀状を頂いた。90歳後半になられた先生は今年もまだ年賀状が書けたと記されていた。40年以上前、私の勧めで弁膜症の手術を受け、子供にも恵まれた女性から元気だと今年も年賀状を頂いた。この二人とも年に一回の便りだがその便りが嬉しい。私は今年も400枚ぐらいの年賀状を書いた。やれるうちは今後も書きたい。時節柄今後の年賀状は遠慮したいとの知らせも多数頂いた。それぞれの考えなのでそれは尊重したい。私は出来るうちは続けたいと思っている。 ここ数日の寒さがひどい、農園の小屋は朝氷点下になっていることもある。暖房をつけても10度以上になるのに小一時間かかる、寒さに震えながら温まるのを待つ。先週指宿に行ったときは寒かった。JRの列車は暖房が効いていず、寒かったな。農園に朝早く行くのに耳がちぎれそうになることもある。寒さに晒されるとサーチュインが活性化させ健康にいいといわれているので我慢をして耐えている。寒さを受け入れた方が良いのだと言い聞かせながら暮らしている。(サーチュイン遺伝子は細胞の老化プロセスを遅延させ、寿命の延長に寄与する可能性がある)。


令和8年1月16日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦