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指宿 菜の花 通信(No268) 田舎医者の流儀(243)・・・冬支度

 12月になってさすがに寒くなってきた。我が家の居間の暖房はまきストーブを使っている。先日今冬初めて火をつけた。暖かくていいね、寝転がって足をストーブ側に向けていると心地良い。朝も寒いので薪ストーブを点ける、道具立てさえちゃんとしてあればなんなく燃やせる。夜寝る前に居間の電気を消すと青白い炎が残り幻想的である、一時見とれている。

 農園の植物は冬寒さに弱いのもある。桜ランは一回の霜でもやられてしまう、冬の間は小屋に入れる。かつて、城西の自宅で育てていて花を咲かせていた桜ランが一回の雪で枯れてしまったことがある。先日頂いたある方の画集の中に見事な桜ランが描かれていて、その解説文に一回の雪で枯れてしまったと同じような経験が書かれていた。ハイビスカスも冬に弱い、これも小屋に入れて来年春に外に出してやる、夏はきれいな花を咲かせてくれる。

 衣替えして下着もヒートテックに変えた。パンツやシャツも冬仕様を取り出した。朝早く農園に出かけるので寒さ対策が必須である。朝バス停でバスを待つ間、寒いので早くバスが来ないかなと思うこの頃だ。最近のコートなどは防寒機能が優れているうえに、軽い素材で出来ているので助かる。ただ寒い冬は顔など寒さに晒した方が良いようだ、そうしたらサーチュインが活性化されるそうだ。寒いときはそれなりに受け入れた方が体の方はそれなりに反応するのだろう。

 農園の小屋は残っていた駐車場を改築して小屋にしているので防寒機能ははなはだ乏しい。寒い日などは小屋の中も0度以下になっている。暖房具をつけて温まるまで時間が掛かる、厚着をしたまま温まるのを待つ。暖房機を3つ稼働させて、温まるを待つ。ブレーカーが落ちないかとひやひやしながら・・・・。

 12月11日誕生日が来て81歳になった。80歳の一年は大過なく過ごした、ありがたいことだ。まだまだ歩けるし、ゴルフも出来るし嬉しいね。記憶があいまいになるなど認知機能の低下は隠せない。先日はタクシーを呼ぶのに近くの橋の名前が出てこなくて、わざわざそこまで行って橋の名前を確認した。

 冬になると風邪を引きやすくなる。インフルエンザ予防接種は済ませた。うがいや手洗いの励行も必要だ。人ごみに出るときのマスクも欠かせない。私は低血圧なので血圧は心配いらないが患者さんには注意を促している。快適に冬を乗り切りたいものだ。

令和6年12月13日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦