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ガーデニング

 みなさん、病院正面(外来のバス停前)の花壇がきれいになったことをご存知ですか。 ほとんどの職員が病院裏から出入りするために、病院玄関前の花壇が悲しい状況になっていても誰も気づかず放置されていました。しかし、外来受診される患者さんたちの中には残念な思いを抱きながら病院を後にする方もいらっしゃったと思います。

 新病棟の渡り廊下前に花壇が誕生したことはみなさんご存じでしょう。職員だけでなくリハビリに往復する患者さんや患者さんのご家族の心の癒しになっていることは間違いありません。このような病院環境の改善は患者さんの精神面への好影響だけでなく、病気の回復にも寄与することがわかっています。指宿医療センターが理想の病院へ一歩ずつ近づいていることを実感する出来事でした。

 さて、この二つの花壇の功労者をご紹介しましょう。バス停前の花壇は、4F師長の妹さんがデザインして作ってくださいました。ガーデナーである彼女は、テラスガーデン部門でハウステンボス賞を貰った実力者です。雨の日に姉妹と職場の方の3人ですてきな花壇を作ってくれました。また、ボイラー技士の3人が固い土を事前に耕してくれていましたので作業が大変はかどったそうです。

 渡り廊下前の花壇は、みなさんご存知のように臨床工学技士の2人が中心となり、庶務の方も手伝ってくれたようです。彼らはガーデニングが好きだと聞いていましたが、デザイン力や作業手際はプロ並みで感服しました。これから菜の花や芝さくらが咲き誇り、皆さんの目を楽しませてくれることでしょう。

平成29年11月30日

 国立病院機構指宿医療センター 院長
 鹿 島 克 郎