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職員合同ガーデニング  ー 菜の花プロジェクト ー

 今年の職員合同忘年会は昨年に引き続き、新型コロナ感染症の為に中止となりました。
 2年連続で忘年会を開催できないばかりか宿泊研修、ビアガーデンでの救急隊との合同暑気払い、職員ボーリング大会、市民公開講座など指宿医療センターの定例行事を悉く開催できないままで年末を迎えることにもどかしさを感じていましたが、旧病棟前の荒れ草地になったグラウンドが幹部会で話題になった時にふと、職員合同でガーデニングを企画することを思い付きました。
 ただし、現在のグラウンドに手を付けるのは無謀ですので、ヘリポート周囲に菜の花を植える案が浮上しました。私からボイラーの松下さんと小長野さんに草刈りをお願いし、菜の花植え付けは、ガーデニングが得意なMEの田端さんにリーダー役をお願いしました。

 忘年会の代わりに可能な範囲で職員の皆さんに参加して頂く仕組みとして、豪華参加賞やビンゴ景品も用意します。残念ながら飲み食いは禁止、作業はマスク着用、2時間程度で無理なくお願いする予定です。菜の花は当院のシンボルマークにもなっています。
 春先に黄色い花が一斉に咲き誇るのが楽しみです。

 さて、コロナワクチンの3回目職員接種が12月に予定されています。
 今年の8月から9月にピークだった新型コロナ感染症の第5波は、現在、かなり収束してきました。
ワクチン接種が進んできたことと、夏休みやお盆の人の移動による影響が落ち着いてきたことが要因とされていますが、海外の状況を見ると油断できません。行動制限が解除された英国では現在1日4万人以上の感染者が発生し、ワクチン接種後のブレークスルー感染者も多いとの報告があります。つまり、ワクチン接種だけではパンデミックは収束しないことが伺えます。昨年末、日本では第3波が猛威をふるいましたのでまだまだ、三密回避や十分な換気、マスク着用などの行動制限は必要と考えられます。

 最後に報告です。第75回国立病院総合医学会が10月23日、WEB形式で開催されました。
 当院では、リハビリ科操さん、肥後さん、放射線科白木さん、薬剤科松島さん、看護部仁井田師長、國生師長、松元師長、計7名が発表しました。それぞれの立場で医療を洞察した貴重な発表です。
研究発表を繰り返すことにより医療レベルは明らかに向上し、それが患者さんへの貢献にも繋がります。そして何より本人自らが成長できるため、仕事のやりがいと喜びに繋がります。
しばらく発表内容を更衣室前に掲載しますので是非、ご覧ください。
それから、合同ガーデニングへの参加も宜しくお願いします。
日程は後日、案内いたします。

令和3年10月25日

 国立病院機構指宿医療センター 院長
 鹿 島 克 郎