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第7回 指宿医療センター市民公開講座レポート

 令和元年12月8日(日)、指宿市民会館大ホールにおいて、第7回指宿医療センター市民公開講座「高齢者の健康づくりを応援 ふれふれフレイル予防!」を開催しました。 当日は175名もの市民の皆様にご来場いただきました。

講演(1)「ロコモ体操の理論と実践」

講師 指宿医療センター 理学療法士 原口 晋一

 加齢・病気・けがなどが原因で筋力の衰えや膝や腰の痛みにより足腰が弱った状態(ロコモ)の説明やロコモの状態を改善するための体操について講義を行いました。  また、会場の皆様と座ってできる肩周りの運動やかかと上げ・つま先上げの運動を行いました。

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講演(2)「フレイルと認知症」

講師 指宿医療センター 認知症看護認定看護師 中村 真子

 認知症の症状と行動・心理状況からフレイルにどのようになっていくのか解説を行いました。
 また、会場の皆様と口腔体操や認知症予防となる脳と指を使った体操を実践しました。

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講演(3)「普段の食事でフレイル予防」

講師 指宿医療センター 栄養管理室長 﨑向 幸江

 健康長寿のための食生活について、1日のたんぱく質食品の摂取の目安について等、実際の食事の改善前・改善後の写真を紹介しながら分かりやすく解説を行いました。

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講演(4)「腎臓の働きと慢性腎臓病(CKD)」

講師 指宿医療センター 腎臓内科医長 古城 卓真

 腎臓の大きさは手の拳の大きさで、普段腰が痛くてトントンしている所から少し上の位置に腎臓があるんだよという分かりやすい説明から始まり、腎臓病の症状や治療方法まで解説を行いました。質疑応答ではご自身の症状に関する踏み込んだ質問も飛びだし、「これ以上は診察になるのでぜひ外来にお越し下さい」という講師の返答に会場はなごやかな笑いに包まれました。

講演04(PDF)ダウンロード

進行・質問コーナー等

司会 指宿医療センター 副院長 相星 壮吾

 司会進行は、副院長の相星が務めました。講演前には、会場の皆様に健康の秘訣をお伺いするなど大いに盛り上がりました。公演ごとに行われた質疑応答では、当日の講演に関する質問だけでなく、日頃市民の皆さんが疑問に思っていることや感じていることなど様々な話題が飛び交いました。