平成30年11月23日、指宿市民会館大ホールにおきまして、第6回指宿医療センター市民公開講座が開催されました。6回目となる今回は「高齢社会で元気に長生きするために～市民の健康長寿に指宿医療センターがお役に立てること～」をテーマに2名の医師と1名の認定看護師と1名の管理栄養士が講演を行いました。当日は263名の市民の皆様にご来場いただきました。
講演(1)「指宿市の健康を診断する ～私たちの健康長寿に必要なこと～」
講師 指宿医療センター副院長 相星 壮吾
最近話題の「健康寿命」をテーマに、鹿児島県南薩地区の健康寿命ランキングの紹介や、鹿児島県の健康長寿を阻んでいる病気について分かりやすく講演していただきました。
講演(2)「健康長寿のための食生活」
講師 指宿医療センター栄養管理室長 﨑向 幸江
健康長寿のための食生活について、1日のたんぱく質食品の摂取の目安についてや、1日の塩分摂取量について、実際の朝食の写真を用いて説明いただきました。
講演(3)「認知症を知ろう ～地域で笑顔ですごすために～」
講師 指宿医療センター認知症看護認定看護師 木佐貫 真子
認知症の中核症状と行動・心理状況の説明、認知症の方が失敗したときどのように対応したらよいか解説いただきました。また、認知症予防となる指の体操を会場の皆さんといっしょに実践しました。
講演(4)「皆で学ぼう心不全 ～知識で予後は変えられます～」
講師 指宿医療センター循環器科医長 南 圭祐
尿心不全の症状、高血圧症が脳卒中や心不全等の罹患リスクが高まる原因であることなど分かりやすく講義いただきました。また、南先生の手作りの「心不全手帳」を来院した皆さまに配布させていただきました。