独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

指宿 菜の花 通信(No119) 「田舎医者の流儀(94)・・・地名」

2019年3月7日(木) 菜の花通信

 鹿児島医療センター時代に一緒に働いた事務方、看護部の人達が集まって、年一回「同窓会」を開いている。私が院長を終えた後に始まったので、10年位続いている。今年は2月の初めに佐賀の唐津・鎮西町国民宿舎波戸岬に集まった。院長、看護部長、事務部長経験者が5人、いずれも定年退職、現役の事務部3人の計8名であった。1人が大病を患ったが今は元気になっている。定年組はそれぞれの分野で「実務」に携わり楽しそうである。現役組はこんな医療情勢なので苦労をしているようだ。夜遅くまで、語り合い楽しかった。

 唐津は古代より唐(から:韓・唐)など大陸への玄関口(津・港)として栄えてきた。私は坊津(現 南さつま市)出身で「津」という名前と、出来の良い後輩の出身地であったので親しみを覚えてきた。残念ながら今まで行く機会がなかったが、やっとこの地を訪れることが出来た。時間がなくて観光をする暇はなかったが、宿泊した波戸岬は眼下に玄界灘が一望でき西に開かれた町の様子が実感できた。帰りは所用があり、朝早く唐津から博多行きの電車(JR筑肥線)に乗った。途中の駅名が珍しく、興味深かった。唐津側から和多田、虹の松原、鹿家、福吉、一貴山、加布里、美咲が丘、波多江、周船寺、今宿、下山門、室見など珍しい駅名が続いた。

 虹の松原(にじのまつばら)は三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつである。三保の松原は、静岡県静岡市清水区の三保半島にあり、気比の松原はその名の由来は気比神社にあるという。いずれも地名に関連した名であるが、虹の松原は何で「虹」なのだろうか。調べると元々は「二里ノ松原」と呼ばれたらしい。江戸時代から、「虹の松原」というようになったらしい。 沖からみれば渚が虹のように大きく湾曲しており、とくに夕陽のさかんな時刻など、浪も白沙も赤く陽に染まり、その色が松原に揺曳(ようえい)して 虹がかかったように見えることがあるらしい。

 私の育った町坊津は遣唐船の昔から海外との貿易基地、また龍厳寺一乗院の坊舎があり栄えた。地名はこの坊舎と港があったことに由来している。集落には上中坊、上の坊、中坊など一乗院との位置関係で付けられた名が並んでいる。地名には歴史があるから面白いね。その名刹一乗院は明治の初め廃仏稀釈で取り壊されたらしい。小学校の正門の所に、当時谷川に投げ捨てられた仁王像が立っている。その怖い顔をした仁王像の辺りが遊び場であった。150年前の日本ではイスラム過激派がしているような事がやられていたようだ。

平成31年2月15日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

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