独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

“ ニューノーマル ”

2021年4月1日(木) 指宿メッセージ

 4月になり桜散る頃、新年度が始まりました。

 わが街、指宿は九州の南端に位置し、暖かい気候と温泉に恵まれた観光地ですが、桜の開花は毎年、東京、福岡より遅く、今年は鹿児島市にも遅れをとり満開は4月上旬になりました。2020年に始まった新型コロナウイルス感染症が社会を一変させ、私たち医療者は1年あまりこの終わりなき戦いを続けています。

 コロナ重点医療機関として1戸病棟を専用としているため、スタッフの勤務体制も通常とは異なります。病棟は原則立ち入り禁止とし、外来ではフェイスシールドやマスク着用がルーチンとなり、発熱者=新型コロナウイルス感染症疑いでPCR検査が必要になります。手洗い、手指消毒は勿論のこと昼食時の黙食や密にならない程度での短時間カンファレンスなど院内感染防止策には余念がありません。

 新しく迎えた職員や新規採用の皆さんとは、歓迎会でとことん話し合い信頼関係を築く従来の慣習がなくなり、常時マスク着用のため顔の見えない関係に甘んじることになりそうです。酒席で初めて心が通い合う、日本式の古風なやり方ができなくなった現在、私たちはどのようにしてチーム医療を維持していけばよいのでしょう。

 コロナ禍でリモートによる在宅勤務へのシフトが推奨され、いわゆるニューノーマル時代になってきましたが、オンライン診療や遠隔医療が我々医療従事者のニューノーマルといえるでしょうか。医療者の責務は患者さんを助けることです。言葉の通じない外国人技能実習生のコロナ感染症患者さんが5名入院された際、翻訳ソフト搭載のタブレット端末で会話は可能でしたが、細かい病態把握や精神的なストレス軽減のためには、個人防護具を身にまとった看護スタッフによる対応が必要でした。

  “医は仁術なり”、江戸時代から引き継がれた有名な言葉ですが、医学や科学技術が進歩し、例えAI(人工知能)ホスピタルが出てきても、全人的な医療の根源には人間愛があります。新型コロナ感染症との戦いの中で、私たち医療者が忘れてはならないもの、変えてはならないものを自覚し、そして心身ともに健康であり続ける工夫が必要だと痛感いたします。

 

令和3年4月1日

 国立病院機構指宿医療センター 院長
 鹿 島 克 郎


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