独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

新春に想う

2018年2月1日(木) 指宿メッセージ

 “ 新春に想う ”

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 広報誌 “菜の花” を昨年9月から再開し、年3~4回ペースの配信が漸く軌道に乗ってきました。新春号が2月になってしまいしましたが、遅ればせながら新年の抱負を述べたいと思います。

 昨年、6月に新病棟を新設し同時に電子カルテも導入できました。明るく広い病室や手術室そして広々とした廊下、ナースステーションは機能的で動きやすくなり、紙カルテから電子カルテに移行して仕事効率は大幅に向上しました。私たちの指宿医療センターが着実に前進していることを実感できます。また、新しいエレベーターホールで退院する患者さんをスタッフ数人が笑顔で見送る光景こそ、医療従事者として仕事のやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。常に患者さんやご家族の気持ちに寄り添った医療を提供し、患者さんが我々に求めていることは何かをいつも考え、医療の質をさらに向上させることで地域住民に慕われる医療センターに成長させましょう。

 しかし、医療現場では理想と現実の乖離がつきものです。入院患者さんの中には認知症の高齢者も増え、数人の患者さんが夜間せん妄状態になり、夜勤ナースがてんてこ舞いだったとの報告を時々受けます。また、救急患者さんが連続して入院してくる緊迫した状況では、患者さんの気持ちに寄り添う余裕がなくなる場面も出てきます。迅速かつ適切な医療行為が求められる救急医療の現場では、常に医師不足やスタッフ不足の問題に直面しているにも関わらず、一方では “働き方改革” を実施するために今より多くの人材が必要になってきます。そもそも現在の医療行政システムでは、地域救急医療を担う当院のような中小規模病院の経営はかなり厳しい状況にあります。 “地域に役立つ病院” という理想に向かって今年も邁進する所存ですが、この理想と現実の乖離をどのように解決すべきか難題が山積みです。

 さて、今年は明治維新150周年を迎え、大河ドラマ “西郷どん” も始まり毎週楽しみに観ています。何故、清国のように日本が欧米列強の植民地支配を受けなかったのか、以前から興味があり明治維新の立役者の西郷さんについて薩摩人としてもっと知るべきとの思いから、林 真理子さんの原作と粒山 樹さんの“維新を創った男 西郷隆盛の実像”を読んでみました。大河ドラマは原作をかなり脚色しているようですが、粒山さんの本では西郷像を史実に基づいて紹介しています。やはり明治維新というのは想像を絶する激変の時代であり、その様な時世にあっても人を大切に思う西郷さんの熱い心が近代日本の礎を築いたとも言えます。私たちが西郷さんのように “敬天愛人” を貫くことは容易なことではありませんが、医療従事者として志を高く持ち、医療現場の多くの矛盾を乗り越えてゆく力と勇気を西郷さんから学びたいものです。

平成30年2月1日

 国立病院機構指宿医療センター 院長
 鹿 島 克 郎

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